2021年02月20日

時代の流れによって変わりつつあるお葬式

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社会の変容というのは、人々の生活にも大きな影響を与えます。葬儀についても例外ではなく、全国的にお葬式が変容していると言っても過言ではないでしょう。特に、少子高齢化の流れは、お葬式に大きな変化をもたらしました。

子孫に対して負担を強いることがないようにと、生前から家族葬を執り行うように遺言を残す高齢者も増えてきています。20年ほど前から家族葬が増えてきて、現在ではお葬式の主流をなしています。特に、高齢者が増えたことにより、遠方の親族のお葬式に参列することが難しくなったことが、家族葬の主流化を加速することに繋がりました。

家族葬であれば、親しい親族のみでお葬式を行うことができます。お葬式というのは意外と大変な儀式であり、普段あまり付き合いのない親戚にまで連絡をし、参列してもらうなどの手配が必要でした。ところが、家族葬であれば、普段から付き合いのある親族のみでこぢんまりと葬儀を行うことができるようになりました。

もちろん、親戚に対しては後々はがきなどで連絡をしておかねばなりませんが、予定を作ってまで遠方から駆けつけてもらうと言った負担を強いることは、家族葬の主流化によって無くなりました。こうして、家族葬は主流となりました。