2021年07月20日

オンラインでお葬式を執り行っている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

近年、新しいカタチのお葬式が執り行われていることをご存知でしょうか。それは、遺族から連絡が入り、お葬式は斎場ではなく「オンライン」で執り行います、という内容です。これまでも、ドライブスルーでの供養などがありましたが、お葬式もオンラインで執り行える時代になっています。

これなら、遠方から足を運ぶ必要もありませんから、ご年配の方々には有り難みがあるでしょう。葬儀を行えない状況といえば、新型コロナウイルス感染症による死者です。遺族すら顔を合わせることができないため、式場・自宅・お寺にカメラを設置、そこからオンラインで中継するというやり方になります。

コロナ禍によって参列したくてもできないエリア、人々のためにオンライン葬儀というサービスを提案する葬儀社も少しずつ増えています。もちろん、ITに詳しくない年配者にとっての障壁もあるので、なかなか定着するには時間もかかりますが、しっかりサポートして操作内容も教えてくれます。

オンラインでの参加となるなら、インターネット環境が必要になります。また、PC、スマホ、タブレット端末も必要になりますが、レンタルも可能です。最近では、TV会議アプリが用いられていますから、アプリをダウンロードするなど参加者も準備が必要になります。

ちなみに、リモートと同じ考え方で、画面に映り切らない部分もあるため、どんな格好で参加しても良いのか、こうした質問もあるようです。しかし、故人を悼む気持ちが大事で、遺族に対しても弔意を表すために身なりは意識しましょう。