2018年07月15日

葬儀を取り仕切る喪主の決め方をチェック

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仏式のお葬式を執り行うという場合、葬儀内容を取りまとめるなど重要な役目を担う、喪主を決めなければいけません。決め方は大きく分けて4つの方法があるので、チェックしてみましょう。まず、故人が遺言で「この人にして欲しい」と決めていた場合は、それに従います。

遺言が無い場合は一般的な慣習によって選ぶケースが多いようです。一般的には配偶者が務めるのが慣習ですが、ご高齢や病気などで無理だという場合は血縁者から選びます。その時は血縁関係の深い方が優先され、長男・次男以降直系の男子・長女・長女以降直系の女子・故人の両親・個人の兄弟姉妹といった順番で決めるのが基本です。

配偶者や血縁者がいないというケースでは、知人・友人が務めることもあります。もし、介護施設に入居していたという場合は、介護施設の代表者などが選ばれるケースもあるようです。また、必ず1人に決めなければいけないという規則は無く、複数人が喪主になっても特に問題はありません。

一般的には配偶者かお子さんがいる場合は、長男または長女となるケースがほとんどですが、もし次男や次女などが個人のお世話をしていたという場合は、関係性がより深いため喪主となるケースも少なくないようです。