葬儀までに準備するものは、まずは衣類です。体型が安定する30代のうちに喪服は一つ作っておくといいでしょう。さらに細々とした持ち物も揃えておき、クローゼットに喪服と一緒にまとめておきます。まずたいていの葬儀で必要なのが数珠です。
自分の宗派の数珠を確認しておくと良いでしょう。宗派によって細かい違いはありますが、略式の数珠なら宗派関係なく使えます。男性ならネクタイや靴下、女性なら黒のバッグとサブバッグ、黒のストッキングをいくつか買っておきましょう。
意外と忘れがちなのがハンカチです。黒か白の無地のものに、きちんとアイロンをかけて用意しておきましょう。また、女性が近所の葬式の手伝いなどに行く場合、黒のエプロンも必須です。サブバッグにエプロンやストッキングの予備などを入れて持参します。
他には香典袋とそれに入れるお金も必要です。香典袋に入れるお札は新札はタブーなので、一度折って折り目をつけて袋に入れます。最近では省略されることが多いですが、袱紗もあるとより丁寧でしょう。黒や紺など地味な色のものか、慶弔両用の紫の袱紗を一つ買って、喪服セットの中に入れておくのがオススメです。喪服だけでなく、細々としたものも前もって用意しておくとあわてなくて済みます。