2019年09月08日

葬儀に遠方の親族を呼ばない例が多くなっています

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時代と共に変化がみられるものの一つに上げられるものに、お葬式の形があります。一般葬と言われる多くの人たちが参列する式の数が少なくなり、親族や身内だけで行われる家族葬がごく普通に行われるようになって来ています。

家族葬が多くなった要因には高齢化と言うことがあげられていますが、まだまだ他にも原因があると考えられます。まず近所付き合いと言う生活感がなくなったことがあり、町内会と言う組織を利用する式は大幅に少なくなっています。

多くの人の参列になると式にかかる費用も高くなることを避けたいと考える喪主も増えたのでしょう。また亡くなられた方が施設に入居していたり、家族との同居が少なくなっていることも考えられます。更には核家族と言う時代から、親族などは遠方に住むと言ったこともお付き合いの仕方が変わって来ていて、わざわざ葬儀に呼ぶのは失礼と言う考え方も出て来ていることも考えられます。

お葬式を盛大に行う人は少なくなり、ごく身近の人たちで済ます傾向はこれからも多くなると思われます。その要因には地方の過疎化があり、地方から都会へ移住する人が多くなっていることもその理由です。新しい土地には知り合いも少なく、葬儀も小さく行うことが一般的なものとなって行くと思われます。