人が亡くなった時は葬儀を行って故人との最後のお別れをしますが、それから1年後に行われる法令のことを一周忌と言います。1回忌と間違う人もいますが、一回忌は葬儀を行った法令自体を一回忌と数えるので、一周忌は正確には二回忌となります。
実際に一周忌を行うのは祥月命日であり、故人の亡くなった日に月に行います。例えば2月1日に亡くなった場合であれば、1年後の2月1日が祥月命日となります。月命日と間違われることが多いですが、月命日の場合は故人が亡くなった日のみさしている命日となります。
そのため2月1日が命日であれば、各月の1日が月命日とされるので1年間に11回訪れると考えると分かりやすいです。祥月法要は一周忌に行う法要となるので、親族だけでなく故人が生前親しくしていた知人や友人なども招待します。
故人を偲んで供養を行いますが、葬儀を行った規模よりも小さくなります。僧侶を読んで読経してもらったり、供花や供え物も準備します。また招待した人へ振る舞う為の食事などの準備も行います。自宅で行う場合もありますが、法要を一変に行える場所を借りる方法などもあります。
また参列してくれた人への引き出物なども準備も必要になります。ただし次回行われる法要となる三回忌は、一周忌に比べるとより小さい規模へと変わります。