2017年02月11日

小さなお葬式、家族のみの葬儀の流れ

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葬儀を執り行う場合、一般葬で100人~200人ぐらいの会葬者が訪問します。しかし、最近では核家族の増加、夫婦二人のご家庭、残されたのが単身のご子息だったりと家族の形が多様化しているため、家族のみで施行するご家庭が増えてきました。家族葬は、残された遺族への負担が少ないため、生前に遺言として伝えておく方もいらっしゃいます。そこで、一般的な葬儀と家族葬の流れの違いを説明します。

一般葬は、ご自宅での湯かん、斎場でするなら斎場への出棺、通夜(地方によっては通夜ぶるまいがあります)、火葬場への出棺、告別式、法要の順となります。家族のみでも、ほとんど流れは変わりませんが、ご自宅で通夜を執り行う場合が多いです。会葬者が家族、親族の為会館を使うまでもないという場合が多いからです。そして、法要も懐石料理屋や会館などを使わずご自宅で済ませたりもします。

移動は火葬場のみなので、親族にとってはかなり負担が少なく、さらに費用の面も会館使用料を節約できるという点ではとても助かるでしょう。返礼品などの準備も最小限ですみます。気を付けたいのが、生前、社会とかかわりの多かった方の場合、いくら家族のみの葬儀とはいっても、後からご焼香したいという方がご自宅に訪問されますので、予備として会葬品を多めに準備し置く必要があります。