故人の意思を最も大切にしたいと考えるのも葬儀ですから、何か送るとしても事前に遺族への確認をすることです。供花などはその良い例であり、良かれと思って手配をしても、遺族からは辞退というケースもあります。香典代わりにと気を遣ったつもりが、逆に遺族に気を遣わせるようではいけません。
事前に連絡をして手配して良いか、確認をすることで行き違いを防ぐことにもなります。悲しみと慌ただしさのさなかにいる遺族ですから、連絡も電話が長くならぬよう気を付けて、返事をもらいOKなら次に斎場にも確認をすることも必要です。
供花に関しては葬儀を当日担当をする、葬儀会社に依頼をするのが一般的になります。どのように飾り付けをするのか、使う花などは依頼主によっても異なることも、忘れることはできません。個人での依頼をするときと、会社名や数名での連名の時では、内容は異なるためです。
依頼をして届けてもらっても、斎場では届いた供花を飾る順番もあります。配達されたものから、何も考え無しに並べて飾っているわけではありません。また自分で手配をして、送ることを選択しても構いません。祭壇の飾りつけをスタートするタイミングに合わせて、その間に届くように手配をすることです。